リソールについて

リソールとは?

登っているとどうしても足底のソールは減っていきます。
ソールが削れるとシューズの周りを覆っているゴムの部分(ランド)がむき出しになります。ランドは、ソールと比べて摩擦力が弱く、クライミングのパフォーマンスが落ちます。

そこですり減ったソールを剥がしたり削ったりして新しいソールに張り替えます。
それがリソールです。

お客様が シューズの外見で ランドの修理は必要ないだろうと判断されても、ソールを剥がしたら底が裂けていたり、ランドとソールの境目が薄かったりすることもあります。
もしランドの修理が必要であればリソールはしないということであれば、事前にご連絡ください。お客様にとって最善の方法を選択します。

リソールするメリット

まずは価格。新品を買うより確実に安いです。価格は大体1/3程度には抑えられるのではないでしょうか。

そして新品の靴はまだお客様の足にはなじんでおらず、痛いものです。
リソールすればご自分の足型になじんだ状態でソールを新しくすることができます。

リソールするデメリット

リソールの際に使用するボンドは乾燥とともに収縮し、ゴムは熱を加えると収縮する性質がございます。それによりリソール直後はきつくなる可能性がございます。

・履き心地が変わる可能性があります。特につま先修理をした場合、最も重要なつま先付近の形が変わる場合がございます。

・つま先修理をした場合、継ぎ目から剥がれる可能性があります。しっかりと圧着してはおりますが、ハードなクライミングシーンでは継ぎ目に強い負荷がかかりますので剥がれたり、めくれてしまうことは十分考えられます。

リソールのタイミングは?

ソールのエッジが丸みを帯び、そろそろランド部分が削れそうな時

上の写真のソールの状態ですが、これ以上削れるとランド部分も削れ、つま先の修理も必要となり、余分な料金が発生してしまいます。

またはソールが裂けたり、穴が開いたりした時です。
ご自分での判断が難しい時はお気軽にご連絡ください。

つま先修理について

ソールだけでなく、スメアリング等でランド部分も徐々に消耗していきます。
ランドを修復するには、ソールをはがし、ランドを修復してから、ソールを貼り直します。ですのでランド修理はリソールとセットでなければできません。

リソールするためにつま先修理が必要かどうかはこちらで判断させていただきます。なお、つま先修理はつま先の形状が変わる可能性が高く、履き心地が変わる可能性が高いです。
つま先修理が必要ならリソールはしないということであれば、シートに記載してください。
お客様にとって最善の方法を選択します。

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