クライミングシューズの靴型が納品されました。
お願いしたのは製靴学校で講師も務める熟練の靴型職人さん。 シューズデザイナーの友人に紹介していただきました。 ご縁に感謝。
需要のある型に絞って作成してます。写真の2種の型もみなさんが履いてる人気のあのシューズ。
リソール屋さんは増えてはきましたが、型を使ってるリソール屋さんは多くないのではないでしょうか。
底部分のソールのみの圧着であれば型がなくてもなんとかなりますが、つま先修理やランド修理、アッパー部分の圧着修理では、型がないと修理しづらいです。
ボンドは圧力を加えることにより強く接着します。外側からいくら強く押しても、内側が柔らかかったり、空間があったらうまく圧力が加わりません。
そこで、靴にピッタリ合う靴型を入れることによって逃がすことなく圧力を加えられ、しっかりした接着が可能になります。
また、リソール時に靴型の形状になりますので、ダウントウもしっかり復元してくれます。
職人さんもクライミングシューズの型の作成は初めてだったそうで、試行錯誤しながらやっていただきました。
より良い仕事を目指して、周りの方に助けられながら着々と進んでおります。